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【映画で旅するアパラチア山脈】『ロング・トレイル!』人生の旅はこれから【イラストルポ】

【映画で旅するアパラチア山脈】『ロング・トレイル!』人生の旅はこれから【イラストルポ】

『ロング・トレイル』はロバート・レッドフォード主演の旅映画。人生最後の冒険の旅に挑む男の2人旅のチャレンジを描いています。いくつになっても青春!そんな映画です。

『ロング・トレイル!』人生最良の友情の旅

ロングトレイル|あいすまみイラストルポ

『ロング・トレイル!』はこんな人にオススメの映画です

  • 素敵な友情にあこがれる方
  • これからの生き方を再構築中の方
  • 若いもんにはまだまだ、負けないぜという方

 

トラベルライターのビルが、冒険の旅に出るところから物語がはじまります。

70代の冒険旅に、奥さんは大反対。あの手この手で、旅を諦めさせようとしますが、最終的には誰かと一緒ならと譲歩してくれます。

ビルは、旅の相手を探して友達に電話をかけまくります。挙句、捕まえた友達は、以前喧嘩別れをした一癖あるスティーブンだけ。さて、この旅どうなることやら。

まだまだ人生に挑戦したい。そんなしぶとい中年にはどこか響く映画だと思います。そういう私にも響くものがバッチリある映画でした。

もしかしたら、若い人が見たら滑稽なチャレンジかもしれませんが、いずれみんな歳をとるんだよね、残念ながら。

私は、おじさんチャレンジを微笑ましい気持ちで鑑賞しました。一生青春っていいじゃないですか。

『ロング・トレイル!』の見どころ

『ロング・トレイル!』のキャスティング

  • アイキャッチ画像を設定主人公 トラベルライター ビル・ブライソン…ロバート・レッドフォード
  • ビルの親友 スティーブン・カッツ…ニック・ノルティ
  • 主人公の妻 キャサリン・ブライソン…エマ・トンプソン

主演のロバート・レッドフォードは、役者でも制作者としても成功しているのがすごい方。監督作の『リバー・ランズ・スルー・イット』もう最高ですよね。『リバー・ランズ・スルー・イット』には、若き日のブラッドピットが出演しています。思い出したらこちらも、また観たくなりました。

妻役のエマ・トンプソンは、最近ではハリーポッターシリーズなど、ファンタジー映画にたくさん出ています。

この映画のように、家で待つ妻という女性の描き方は、私はあまり私は好きじゃないです。

でも、それを置いといたとしてもエマ・トンプソンさん、年齢を重ねても美しくて素晴らしいですね。40年も変わらず愛される妻っていうものは、こんな感じなんだろうなというのは、なんかわかります。男性目線の理想的な妻の形なのだろうか。

うーむ。現代を生きる女性としては、一緒に冒険に行こうと誘って欲しい気もするし、旦那さんが旅に出ている間に、自分でも何か挑戦をして欲しいですね。少しその点は、モヤモヤしちゃう映画でした。

無茶な挑戦をいさめるというのは、基本女性はリアリストってことなんでしょうか。私なら、熊に食われてもいいから冒険に行け!って言うだろうな。私が変わってるのだろうか、よくわかんないけど。

スティブン役の俳優さんは、この作品で知りました。なんだかいい味出していて、彼の演じる破天荒なキャラが映画を面白くしています。適当なようで案外、的を得たことを言うのがナイスです。

アパラチアントレイルの自然が美しい

2人が歩いたアパラチアン・トレイルはアメリカに実在する道で、アパラチアン山脈に沿って南北に伸びる3500㎞の長距離自然道。映画内でも触れられていますが、全踏破できるのは挑戦者のうちの10%の人だけという、なかなか厳しい道のりです。

2020年現在、大自然の中とはいえ、トレッキングの世界にもコロナの影響があるようです。キャンプ場の閉鎖や道の封鎖などがあり、チャレンジを中断している人もいるかもしれません。14の州をまたぐ長い道のりですから、仕方ないですが1日も早くトレッキング再開できるといいですね。

公式サイトには美しい写真がたくさんありました。

アパラチアン・トレイル公式サイト(英語サイト)

おじさんの悪あがきが面白い

加齢に抵抗するのって、私はアリだと思います。変な若作りをするとかそういう事ではなく。

「もう、歳だから」と自らリミットを設けたりしないで、反骨精神を持ち続ける感じは、かっこいいよね。はたから見たら、「いつまで若いつもりなんだ」って、みっともないのかも知れないけど、知るもんかってやつです。

そりゃあ、見た目は劣化するし、元気も気力も体力も何もかも落ちて、昔より輝きは無くなってるかもしれません。

実際に映画の中では、「じぃさん、大丈夫かよ」って感じで、若者にバカにされまくる2人です。憤慨しながらも、最終的には若者に助けられて命拾いするという、なんとも冴えない感じなのですけども、心意気だけは若々しくて素敵だと思います。

若さを維持しようと、鍛えまくったり、整形したり、アプリで補正もいいんですが、他人の目を基準としない自己承認って大事じゃないのかな。歳を重ねたら余計に、自分で自分をそのまま認めることが大事だと思います。リアルな自分と折り合いつけて、堂々と生きるのだ!

おじさん2人は、そのまんまで十分にかっこいいと思う私です。

本当の親友っていいね

一度は喧嘩別れした友達でも、やっぱり親友。悪態をついても、かけがえのない友情で繋がっています。

お互いの悪いところもきちんとわかった上で付き合える関係性は貴重。人生において、何よりの宝じゃないでしょうか。

大体、凸凹コンビの方がうまくいくもので、お互いにないものを補いあえて、悪いものは悪いとズバリ指摘できるのが本当のいい友達。

真面目なビルに対して、めちゃくちゃなスティーブン。対照的な性格の2人ですが、そこがいいのよね。

 

バディ物の映画って結構好きです。女性のバディ物とか男女のバディ物の映画って、なぜか少ないのが個人的には残念なんだけど。そもそも成立しにくい物なのか?

なんかいい映画ありますかね。研究したいです。

『ロング・トレイル!』を観て思うこと

引退の時期は自分で決めたらいい

人は迷う間も無く、日々刻々と間違いなく歳をとるわけです。わかっていても時間の流れは残酷ですね。

全盛期のセルフイメージのままだと、どうしても自分に自信がなくなることがあるかもしれません。つい「俺ももう引退か」などと考えてしまうのも無理もない話。

ビルはゲスト出演したテレビ番組で「過去の人」扱いされてしまいます。声がかかるのは、知人のお葬式ばかり。今ひとつやる気が出ない半引退の状態になっています。作家なのに、もう何年も原稿を書いていない状態だから無理もありません。

「本に書け」とスティーブンに勧められるも、「もう本は書かない」と言う始末です。

自分に喝を入れるために冒険に出たんじゃないのかな、と思いながら映画を観ていたので、勿体無いなと思っちゃいました。

さて、2人の旅は、果たしてどんな結末を迎えるのか、それは映画を観てからのお楽しみで。

私はこの映画を観て、「死ぬまで現役続行!」って思いました。

 

『ロング・トレイル!』2015年 アメリカ

のんびり

Haapy度

ためになる

ワクワク感

スリル感

 

『ロング・トレイル』

 

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