Adobe最大のイベントAdobe MAX Japan2019が2019年12月3日パシフィコ横浜にて開催されました。チケット入手ならずで参加出来ませんでしたが、ライブ配信で見たイベントの様子を簡単にまとめます。
Adobe MAX Japan 2019概要
日時:2019年12月3日(火)9:00-21:00
イベント会場:パシフィコ横浜 展示ホールA、B、C、アネックスホール
参加費:一般10,000円 学生無料
対象者:グラフィックデザイン・写真・UI/UXデザイン・web制作・映像製作に携わるクリエイターの方、およびそれらを目指す方
会場は横浜のみなとみらい駅から徒歩10分ほどの場所にあるパシフィコ横浜です。大型の展示ホールで様々な催し物やカンファレンスを行うホールで行われた日本で最大のAdobe関連イベントです。
今年から参加費が有料になったAdobe MAX JAPAN
今まではAdobe MAX JapanはAdobeのユーザーなら参加無料のイベントでしたが、今年から有料となりました。
10月31日までに申し込めば超早割で70%OFFの 3,000円というお得なチケットがあったのですが、締め切りよりもかなり前に売り切れになってしまい、私は今年は参加を見送ることになりました。めちゃくちゃ残念です。
おそらく来年もイベント参加費は有料だと思いますので、チケット発売がはじまったらお早めに申し込むことをお勧めします。
ちなみに11月21日までに申し込みで早割40%OFFの 6,000円というチケットも販売予定でした。
うーん、それにしても油断しました。有料化してもこの人気ですから、Adobe MAX Japanの注目度の高さがお分かりいただけるかと思います。
チケット購入できなかった方はライブ配信で参加
私のようにチケットを買えなかった方や、ご都合で会場にいけない方のためにライブでイベントの様子がリアルタイムで配信されます。ただしライブ配信のあるセッションが限られるのが残念なところ。必ずしも自分の見たいセッションが配信されているとは限らないので、やはりチケットを購入して会場に行くのがベストだと思います。
またアーカイブで過去のイベントの様子を見ることも可能です。公式サイトでは昨年2018年のAdobe MAX Japanの動画へのリンクもありますので、ご興味ある方はぜひ。
Adobe MAX Japan 2018アーカイブ動画
たくさんの魅力あるセッション
前日のPreConferenceのチケットは速攻で完売
イベント前日に行われたラッセル・ブラウンさんのカンファレンスは、大人気でチケットは入手困難でした。ラッセル・ブラウンさんと言えばPhotoshopの伝道師と言われPhotoshop1.0の開発メンバー4人のうちのお一人ですから、一度お話聞いてみたいという方がたくさんいるのも納得です。
上級者向けの内容でチケットは10,000円でした。来年もMAX JAPANにぜひ来ていただきたいです。
10:00-11:30 Keynote
基調講演では、今年の注目すべきニュースや変更点などの新しい話題についてふれています。これからのAdobeの開発への方向性などもわかるので、ワクワクするセッションです。
Keynoteのキーワードはズバリ「シームレス」です。時間や環境にとらわれない自由な制作環境が整いつつあります。
作業フローはどんどん変わっていく予感を感じさせました。
12:00-12:30 Lunch Sessions
6つのセッションが用意されていました。DESIGN、VIDEO、WEBの3つのジャンルのセッションで自分の興味にあったものを選ぶことが出来ます。
残念ながらLunch Sessionsはライブ配信はありませんでした。
12:50-17:40 Breakout Sessions
1時間程度のセッションが連続で4コマあるボリュームあるセッション。興味を引くセッションがたくさんあり、どのセッションを聞きに行こうか迷うかもしれません。同時刻に並行してセッションが行われているので同じ時間帯のものは受講できませんから、後日共有されるアーカイブに期待したいものです。
DESIGN,VIDEO,WEB,PHOTO,UI/UX,STOCKとさらに多くのジャンルのセッションがあり、初級者向けから上級者向けまで対応した内容です。
会場では参加登録不要のshort Sessionも
会場では事前に参加登録しなくても参加できる20分程度のセッションも用意されています。こちらはやはりライブ配信はありませんので、会場に行くお楽しみの1つだと思います。
Adobeの今年の注目ネタは
何と言ってもiPad版のIllustratorとPhotoshop
先日公開されたばかりのiPad版のPSとAIの注目度はやはり高いものです。まだ開発途中のところもありますが、大きな流れとしてはメインになっていくであろう作業環境。
クラウドドキュメントを通してデスクトップ環境と自由に行き来しながらの作業フローが定着していくはずです。
iPad版の独特のUIに慣れる必要性は感じましたが、是非とも使いこなしたいツールです。まだこれからの伸び代があるアプリだと感じますが、引き続き注目したいと思います。
注目のAdobe Frescoも紹介されました
絵を描く人には今とても注目度が高いツールです。アナログ感の高いアプリは、従来の作業環境の弱点を埋める可能性を秘めています。
Procreateでの作業が増えましたが、Frescoと連携して使うことも可能なのでそれぞれのメリットを生かして制作したいと思います。
会場でしか楽しめないことがたくさん
Adobeグッズのショップがある
製品ロゴを使ったグッズは毎年即完売するものもあるAdobeマニア垂涎のアイテム。会場の熱気につられてお財布の紐もゆるみがち?でもお祭りっぽくて楽しいですよね。私があった超Adobeオタクな方は、ここで入手したアイテムをさらに改造してオリジナルグッズを作っている方もいらっしゃいました。
企業のブース出店がある
制作で馴染み深い企業のブースで最新情報を集めることが出来ます。イベントならではのプレゼントや企画もありセッションの合間も隙間なく楽しめるのがいいですよね。
Adobeオリジナルカクテルが飲める
完全にお楽しみですが、Adobeの製品ロゴイメージしたカクテルが毎回人気です。一日ブースをまわったり、セッションを聞いていると結構疲れるので、1日の疲れを癒すのもありですよね。
まとめ
「会場に行きたかった」この一言につきます。昨年も行きそびれて2年連続の失態です。
イベントはやはり会場に行くのが一番ですよね。チケット来年は即購入を心がけたいと思います。
Adobe MAX関連情報
Adobe MAX Japanは残念ながら参加出来ませんでしたが、最新の情報にはふれておきたいもの。
先月ロサンゼルスで行われたAdobe MAX 2019のレビューイベントが近日Too主催で行われます。私はこちらのイベントに参加しますので後日レビューしたいと思います。