山種美術館に隣接する「Cafe 椿」では、企画展にまつわる和菓子を提供しています。展覧会の絵にインスピレーションを受けた和菓子が美術館巡りの隠れたお楽しみ。
山種美術館 の「Cafe 椿」
「Cafe 椿」でみつけた展覧会コラボの和菓子
美術館1階の入ったところすぐに隣接する「Cafe 椿」で、絵を見たあとでちょっと休憩。カフェの店名は速水御舟の絵にちなんだものだそうで、美術館のカフェらしいなと思いました。
「Cafe 椿」メニュー
- 和菓子 510円
- コーヒー 650円
- 抹茶 750円
- 丸子紅茶 650円
- 今月のお茶 650円
- お茶セット 1000円
- お抹茶セット 1100円
- ケーキセット 1200円
- 季節のにゅう麺 1250円
今回の企画展にインスピレーションを得て作られた和菓子が用意されていました。青山の老舗菓匠「菊家」さんのお菓子です。こちらのカフェは企画展が変わる度にお菓子も変わるので、気になる方はお気軽に立ち寄ってみてくださいね。
美術館を利用しない方もカフェだけの利用が可能です。また、和菓子はお持ち帰りもできるのでお土産にいかがですか?
春香る
小林 古径 『白華小禽』がモチーフの和菓子。初夏の花、泰山木(たいさんぼく)です。
中身は黒糖の風味があるあんこが入っています。
華の王
菱田春草『白牡丹』がモチーフの和菓子。丸いシルエットとちょこんと乗っかった葉っぱがかわいい。
ゆずあんが爽やかさをプラス。
春いろ
横山大観の『山桜』がモチーフの和菓子。小さい中に桜がたくさん。
こしあん入りの練り切りです。
鳥きたる
荒木 十畝の『華陰鳥語』がモチーフの和菓子。お花は木蓮です。
小さな鳥はようかんで出来ています。
雨あがり
山口 蓬春『梅雨晴』がモチーフの和菓子。紫陽花の花がかわいい。
見た目からは想像がつきにくい胡麻あん入り。
あまりにも可愛いらしい和菓子たち。食べるのは勿体無いくらい。せっかくなので、ちょっとイラストにしてみました。和菓子って絵で描いても楽しいです。和菓子や洋菓子の職人さんも、お菓子を考える時にアイデアスケッチするといいますよね。目にも楽しい絵画にちなんだ美しい和菓子で午後のひと時を楽しみました。
カフェ営業時間: 10:00~17:00(展覧会によっては変更になることがあります。)
カフェ休業日:美術館の休館日に準じる