【映画イラスト】映画イラストレーター 宮崎祐治の仕事展【京橋 国立映画アーカイブ】

【映画イラスト】映画イラストレーター 宮崎祐治の仕事展【京橋 国立映画アーカイブ】

映画のイラストルポで有名なイラストレーターの宮崎祐治さんの展覧会があったので見てきました。密度の高い手仕事の展示は見応えがあります。これからの仕事へのヒントもたくさん見つかりました。絵を描く人はもちろん映画マニアには特にオススメの展示です。

キネマ旬報創刊100年記念 『映画イラストレーター 宮崎祐治の仕事』展

展覧会概要

会場: 国立映画アーカイブ 展示室(7階)

会期: 2019年4月23日(火)-8月25日(日)

開室時間: 11:00am-6:30pm(入室は6:00pmまで)*毎月末金曜日は11:00am-8:00pm(入室は7:30pmまで)

京橋にある国立映画アーカイブで開催中のイラストレーターの宮崎祐治さんの映画イラストの展覧会を見てきました。

宮崎祐治さんは雑誌「キネマ旬報」などに描かれた映画に関するイラストでお馴染みの方も多いと思います。

「キネマ旬報」は2019年になんと創刊100年を迎えたすごい雑誌。名画座でオールナイト映画を見るのが好きだった方には懐かしい雑誌ではないでしょうか。

展覧会の入り口には記念撮影コーナーがあります。中の展示物は撮影禁止ですが、入り口は自由に撮影していいコーナーが用意してあります。最近こういうコーナーを設けている展覧会は多いですね。参考になります。

 

これは『スタンドバイミー』の一場面ですね。実は高校生の頃リバー・フェニックスがめちゃくちゃ大好きでした。このイラストだと一番左側の少年がリバー・フェニックスです。

生きてたら多分とてもいい役者さんになってたと思います。今では弟のホアキンの方が有名な俳優ですが、お兄さんのリバーもいい役者さんだったんですよ。

オーバードーズなんかで亡くなったのは本当にもったいないと思います。役者をやめていたとしても生きていて欲しかったなあ。映像の中のリバーはいつまでもキラキラした少年のままで、いつの間にか自分だけ年をとっているのが見ているとなんだか切なくなる映画。

スターに英語でファンレターを書いたのは後にも先にもこれが最初で最後です。ファンレターっていうのが時代的にアナログでしょ。頑張って英語で書いたけどちゃんと通じたかは謎。今ならTwitterでつぶやくのかもしれないですね。

 

『ドリームガールズ』のイラストもありました。ミュージカル映画の中でもかなり好きな映画です。映画館で予告編を見ただけでこれは絶対劇場で見たいと思って待ち構えて見に行った映画です。

この映画は見ると奮起できるんですよね。ビヨンセの歌唱力はもちろんすごいんですが、ライバル役のジェニファー・ハドソンの迫力が桁外れにすごいんですよね。

ジェニファー・ハドソンは、リアルでも『アメリカンアイドル』というオーディション番組からのし上がってきたというストーリーを持っています。

映画の中では美人としては描かれていないし、ストーリー的にかなり不幸な役まわりです。見ているとなんだか苦しくなるくらい。

でも、映画『ドリームガールズ』で有名になったジェニファー・ハドソンは、その後別人のように綺麗になって、スターダムにのし上がるんですよ。なんかかっこいい生き方ですよね。

 

これは『海街ダイアリー』の四姉妹ですね。映画もいいですが原作の漫画がまたいいんですよ。

『海街ダイアリー』は漫画家の吉田秋生さんの同名の漫画が原作の映画。監督は是枝裕和監督です。

吉田秋生さんは大好きな漫画家さんの一人です。キラキラ恋愛物ばかりの少女漫画誌の中でNYを舞台としたハードボイルドな作品を連載していて異色の存在でしたが、その漫画を読むためだけに雑誌を買っていたくらいです。読ませるストーリーなので続きが読みたくて、単行本になるまで待てないから雑誌を買っていました。

ストーリーが秀逸なんですよね、吉田秋生作品は。絵ももちろんいいんですけど。ひたすら切なかったり人間の業について描いていて、表面的でない深さがあるところがいいと思います。

描かれている人の傷に癒されるっていうと変な表現かもしれませんけれども、そんな感じの優しさ、わかる人にはわかってもらえそうな気がします。

 

あ、自分のイラストで映画のレビュー描かないとダメですね。。。。まあ、そのうちに。

展覧会を見てセルフブランディングについて考えてみた

これ以外の展示物は、写真は撮影できないので文章だけになります。

どんな作品があったかというと、映画のロケ地と映画の情報がみっちり書き込まれた濃度のこいイラストルポが特に見応えがありました。

映画スターの特徴をとらえた個性がある似顔絵はもちろん素晴らしいのです。でもそれだけではなく、企画の力で読ませる工夫がよかったです。映画と地図を絡めたルポが迫力を感じるくらいの密度でした。

宮崎祐治さんの仕事からは、とにかく映画が好きでたまらない感じがガンガン伝わってきます。ここまで映画ワンテーマで仕事を深められていることがすごいと思いましたし、なかなか真似できるものではないなと感じました。執念の仕事ぶりをまとめて見られたいい展示で行ってよかったです。だからこそ、「映画のイラストでおなじみの」と看板がつけられるんですよね。

ぎっちり書き込む系の仕事は、わたしも目指したいところ。何かしら人に熱が伝わるような仕事。これを目指したい。そんな思いの帰り道でした。

その証拠にこんな本を帰りに買って帰りました。この本には、セルフブランディングとは、自分に#づけすることだと書いてありました。いまのわたしのタグは何だろう。あったとして、それは売りになるのかどうか。。。

 

去年、自分自身を再起動させて色々と動きはじめた結果、セルフブランディングが弱いことをしっかり自覚したのはいいものの、どこを目指すべきか悩むループに入っていました。

この際ガッツリとドップリと悩もうと思います。そして考えてやってみて体感して体得して選んでいきたいと思います。

弱点、欠点、ウィークポイントを見て見ないふりをしてごまかすのが一番ダメだと思うから、わたしはいつも要領が悪く遠回りです。

でも大きい方向性がブレなければ、最後にはちゃんと行きたい場所にたどり着けて、「ああ、なんだ。ちゃんと出来たじゃん。」って絶対に思うはずだと根拠もないけど信じています。

そもそも明確な答えなんか歩きながら、わかるわけないとも思うんですよね。やってみないとわからない、行ってみないとわからない、食べてみないとわからない。いつもそう思います。

 

国立映画アーカイブ

休室日: 月曜日

観覧料: 一般250円(200円)/大学生130円(60円)/

シニア・高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料

 

 

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