【牧野記念庭園記念館】ボタニカルアートの桜【アートな花散歩】

【牧野記念庭園記念館】ボタニカルアートの桜【アートな花散歩】

大好きな花、桜に関するボタニカルアートの展示があったので行ってみました。会場の庭園は日本の植物分類学の父、牧野富太郎が晩年過ごした家の庭です。今回の展示は、牧野富太郎と交流があった太田洋愛の企画展です。

【企画展】「 桜 ‐太田洋愛のまなざし‐ 」

ボタニカルアート 太田洋愛

展示概要

会期:【後期】5月11日(土)~6月23日(日)(前期は終了しました)

企画展示:午前9時30分~午後4時30分(入場無料)

開園時間:午前9時~午後5時

休館日:毎週火曜日

場所:練馬区立牧野記念庭園記念館 企画展示室

太田洋愛(おおたようあい)について

ボタニカルアート 太田洋愛

愛知県生まれ。理科の教科書や百科事典などの植物の挿絵を専門的に描いた植物画家です。

今回の展覧会に展示されている絵は、1973年に出版された『日本桜集』は、8年に渡り沖縄から千島まで旅して桜を描いて制作したものです。

 ボタニカルアートとは

植物をモチーフとして描く絵で、芸術性と科学性を兼ね備えたサイエンスアートのことです。

図鑑の挿絵にも使うことが出来るし、鑑賞にも耐える絵ってことですね。

要するに正確に描いてあるんだけれども、美的要素もあるってことです。

展示を見た感想

まずは、桜を愛するあまりに数年におよび日本列島のはじからはじまで調べて回った執念ですね。これがすごい。

そして、出版された『日本桜集』は、出版年が私の生まれ年なんですが、展示してある絵は時が止まったまま、古くもならずに存在感を放っていること。描かれた桜は太田洋愛によって永遠の命をもらったんですね。

小さな展示室ですが密度の高い展示でした。3周してじっくり見ました。

ソメイヨシノくらいしか普段目にしたことがないので、描かれている桜が八重桜のような花びらが重なった品種が多いことに驚きました。そして、驚いたのが桜ってこんなにたくさんの種類があったんだと言うこと。全然知りませんでした。

ルーペを使って描くのかな。とてもとても細かい表現です。普段、イラストなら省略してしまうような要素も、逃すことなく描き切るのがボタニカルアートなのかな。

学術書などに使われるわけですから正確さが求められます。どのくらい時間をかけて描き込むんだろう。

本当にすごいな。根気と集中力。あとは何だろう。信念?

 

もう、すごいとしか言えません。

言葉にならない時ってありますよね。圧倒される仕事を見ました。

 

『日本桜集』再販されないかな。もはや古書扱いですから、簡単にはお目にかかれないと思いますが、本の中には太田洋愛の仕事が詰まっています。人生をかけた仕事ってすごいですよね。

牧野富太郎の庭は

面白い植物でいっぱい

この土地は、牧野富太郎の晩年最後の住処です。高齢で植物採取に出かけられなくなってなお、自宅の庭で植物の研究を続けていました。ですから、特徴的な植物が多いのもうなずけます。

変わった形の植物を見つけるとシャッターを切ってしまいます。今日も色々撮影したのですが、今日一番の気になる存在。

面白い植物を見つけました。不思議な実をつけているこの植物なんですが……

檀のつぼみ

『まゆみ』という木なんです。おー、私も『まゆみ』です。仲間ですねー。

木の方の『まゆみ』は漢字で『檀』と書きます。同じ名前の木があることを知識としては知っていましたが、実は本物を見るのは初めてです。

檀の木

これって花、咲いたりするのかなあ。急に気になる存在に…。ググります。

どうやら咲くみたいですね。しかも、初夏の花らしいです。ということは、あれはつぼみなのかしら。

咲く花は赤いのか白いのかよくわかりませんが、近いうちに、もう一度花が咲いているか見に行こうと思います。

 

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