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【品川エキュート】日本が誇るものづくりに携わる女性たち【レポート】

【品川エキュート】日本が誇るものづくりに携わる女性たち【レポート】

実はこの2週間、お仕事のつながりで短期アルバイトをしていました。人生初に近いショップの販売員のアルバイトです。主催のボヌール・ブッソール株式会社代表の梅本 靖子さんに「このイベントをぜひ記事にしてください」とリクエストいただきましたので、この2週間の体験を通してモノづくりについて感じたことなどを書いてみました。

アフタールポ『日本が誇るものづくりに携わる女性たち』

イベント概要

場所:品川エキュート2F

日程:2019年4月1日〜4月14日(イベントは終了しています)

主催:ボヌール・ブッソール株式会社

イベントテーマー

日本が誇るものづくりに携わる4組の女性たちと、その商品をご紹介する催事でした。それぞれのこだわりや思い入れが感じられる商品を開発から販売まで一貫して行なっている方々ばかりです。

固定ファンのお客様もたくさんお見えになるイベントでした。2週間という短期間のイベント中にリピートで来店して下さる方もいらっしゃいました。

4組の女性クリエーターさんご紹介 順不同

デコールインテリアトウキョウ 坂田夏水さん

貼るインテリア小物を中心に展開しているデコールインテリアトウキョウの坂田夏水さん。手軽にインテリアを楽しむことが出来る、幅広のマスキングテープや貼って使える鏡や小物用の棚など、大変人気でした。

大昔、住宅設計にも少し関わっていたので、催事でいらしたお客様のDIYのご相談にもちょっぴり乗らせていただきました。みなさん生活を楽しむ工夫をされていてお話していて、とても楽しかったです。ありがとうございます。

代官山に店舗があります。WEBショップも展開しています。

代官山の店舗では、楽しいワークショップもあります。実際参加してみました。

株式会社川島織物セルコン 本田純子さん

年配の女性を中心に川島織物の製品と言うと、「あの、川島!」と言う反応が返ってくるような伝統的な繊維メーカー川島織物。販売したポシェットとトートバッグは、インテリアの世界では知らない人はいないと言う本田純子さんのデザインするテキスタイルを使用しています。

高級感と実用性と軽さを兼ね備えた風合いある製品が大変に人気でした。

2019年4月20日よりLIXILギャラリーで川島織物を紹介する展示がはじまります。こちらは『はしのまちWEB』の方でルポを掲載予定です。

宮内省御用達 川島織物と明治宮殿

会場:LIXILギャラリー

住所:〒104-0031東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA 2F

会期:2019年4月20日(土)~6月25日(火)

開館時間:10:00~18:00 最終日は17:00まで

休館日:水曜日、2019年5月26日(日)

入場料:無料

 

ショコラティエ川路株式会社 川路さとみさん

浅草にあるチョコレートショップ川路のパティシエ川路さとみさん。銀座和光での経歴もある凄腕チョコラティエさんです。

イベントでは残念ながら直接はお会い出来ませんでした。

お客様におすすめするためにチョコレートを事前に購入して試食しました。日本の伝統的な文様にこだわった美しいチョコレートは、材料からこだわりがある特別なものでした。食べてしまうのがもったいないような綺麗なチョコレート達を目でも楽しませていただきました。

個人的には、甘酒が入っている扇型のかわいいチョコレートが気に入りました。一口食べると、顔がぽわっとするようなお酒の効いたチョコレートです。

縁起の良い文様が入っているチョコレートなので、お祝いごとのプレゼントにも最適ですよ。

チョコレートショップは本所吾妻橋駅より徒歩5分です。チョコレート教室もあるのですが、大変人気で予約が取れにくくなっています。

AMONG(アマング)  中村寛子さん、金子桃子さん

2人組みのユニットアマングさんは、八丈島の自然をモチーフにしたデザインのテキスタイルでバッグや小物、ストールなどをデザインから製品化までされているクリエーターの方々です。

デザインも素敵ですが、お二人のお人柄も素敵です。会期中たくさんのファンの方々が来店されていました。都内の有名デパートを巡回催事されているパワフルなお二人にエネルギーを分けていただきました。

お店で数日ご一緒出来て、少しお話することが出来たのですが、八丈島で2年暮らしながらデザインの発想を得たお話など面白いお話ばかりでわくわくしました。わたしもいつか八丈島に行ってみたいなと思いました。

また、製品ひとつひとつにコンセプトのカードがついているのですが、その短くて刺さる文章が楽しくて、こっそり楽しんでいました。お二人のサイトには、自然の中で撮影されてバッグの写真があるのですが、お店の中で見るよりもさらに素敵に見えました。本当に自然の中から生まれた製品なんだなと感じられます。

ストールの肌触りの素晴らしさは、一度巻いてみないとお伝えしきれないので、ご興味あるかたは一度お近くの催事で実際に触れてみてください。本当に心がほっこりとする製品です。

イベントで働きながら考えたこと

ものを作る仕事のいいところとは

人に喜んでもらえるのがうれしい、やりがいになる

誰かを笑顔に出来る可能性がある

一生懸命に熱意を持って生み出したものは、きっと誰かに伝わる

心から楽しんで仕事すると、いくらでも力が湧いてくる(ような気がする)

わたしも、今回出会ったみなさんのように、そんな仕事がしてみたいです。

お客さまと話をするのは楽しい

買え買えのセールスは、わたしは苦手だし、自分もお店でされたら結構引きます。今回、なるべく普通にお話すると言うスタンスでお店に立っていました。

何を探しているのか、何が欲しいのか、どうしたいのか、気になることは何か、どのような製品なら買いたいと思うのか。色々な切り口でお話しました。また、こだわりの商品に立ち止まるお客さまは、やはり何か作るお仕事や趣味をお持ちの方々が多いことに途中で気がついて、そんな雑談から商品に関心を持っていただくことに繋がることもありました。

会話を楽しんでいただけた方は、笑顔で帰られることがあり、わたしも楽しい気持ちになれました。

買いたいと思って来ているお客さんだけでなく、買わないことを選んだお客さんともお話しました。むしろそちらを重視していたくらいです。リサーチさせてくださいって言うと買わないお客様でもお時間ある方は、色々とご意見くださるので勉強させていただきました。

買わない理由に多くの学びがあります。ここが実は重要でリサーチした結果は、メーカーの人にお伝えするようにしました。基本的には販売するために売り場にいるのですが、たとえ商品が売れないとしても、買わない理由の情報にも同様の価値があると思いました。

そのため、あまり売り上げが上がらない日は、価値のある情報をお渡しできるように努力しました。

自分の意外な一面を発見出来た

ここまで読むとわたしは、人と話すのがとても好きな人と思いますよね。だけど実際は真逆です。苦手意識が長くありました。

学生時代は常にアルバイトの掛け持ちでした。デッサンの先生からの刷り込みで、『ものを作る仕事以外はするな』というアドバイスにこだわり過ぎていたので、アルバイトもほとんど制作系でした。例えば、博物館の模型を作る仕事とか、設計事務所のアシスタントとか。黙々と作業するのが基本的には好きだったんです。

人と話すのは苦手で、電話も苦手で、メールも基本的に連絡事項だけで、そっけないってよく言われていたんです。感じ悪いですよね、客観的に見て。でも、人と接することを楽しめなかったんですよね。苦手なことからは逃げ回っていました。

時々、制作系のアルバイトが見つけられなくて、普通のバイトに応募してみても落とされていました。

例えば、大量募集バレンタインのチョコレート販売員募集みたいなバイトです。誰でも採用されそうじゃないですか、大量募集って書いてあるし。でも、面接で落とされていました。人と喋るのが極端にダメだったんですよね。よほど感じの悪い人物だったに違いありません。実際コンプレックスだらけで、自信も根性もなかったなと思います。

人と会ったり人と話すのは苦手だと、ずーーっと思っていましたが、最近少し変わってきたんです。というより変わりたいと思っているという方が正しいです。

行動力も全くないと思っていましたが、最近はどちらかと言うと必要以上に動いているくらい活動的になっています。活動が無駄かどうかは、一回動き回ってから、だんだん洗練されていけばいいと思うので、右も左もわからないような状態ならば、まず動くっていうのもありかと思います。少なくとも何もやらないよりはいい。そう思います。

今回のアルバイトは、関わっているフリーペーパーのはしのまち経由で、人手不足に困っているという情報を聞いたことから、軽い気持ちで参加しました。しかし、思いがけずターニングポイントとなるような出会いがあり新しい経験も出来ました。

最後のプラスワン 主催のボヌール・ブッソール株式会社 梅本さんへ

今回、この催事で雇ってくださった梅本さんから、このようなお言葉をいただきました。

『山田さん、神ってる』

『濁流を清流に戻す浄化装置』

このように、わたしは極端に人と話すことが苦手だったんです。本当なんです、梅本さん。わたしは、全然、神ってなんかないんですよ。販売の経験もほぼありません。営業と言っても、自分自身の営業は下手なままですから、いまだに大問題進行形なんです。

ご紹介いただいた仕事なので、顔を潰すようなことをしたくないという気持ちと、ともかく体当たりで頑張るというのが最近のスタンスだったので、このタイミングでお会いできて本当によかったです。ダメダメな時期でなくてよかったです。

このような言葉をいただいた経緯を具体的には説明しませんが、今回の催事で見つけた自分の意外な一面は、営業は意外と嫌いじゃないし、意外と楽しい。人と話すのも楽しめるかも。意外と度胸ある。意外と根性あるということです。今まで自分で決めつけていた自分ってなに??

奇しくも、東京ビッグサイトで開催のコンテンツ東京の会期とアルバイトも重なる日があり、他に取材もあったりで、少しハードな日々でしたが、一度に大量の情報と刺激を受けて、ひとつ自分の殻が壊れたような錯覚があります。

絶対に出来ないって簡単に言うなよ、自分。まだまだやれるでしょ。本当に全力出してるか。まだまだやれるでしょ。

殻が壊れたような錯覚でなく事実にするのには、継続した行動が必要ですが、ともかくこの2週間でめちゃくちゃ、やる気が出ましたよ。

催事の最終日店舗の撤収作業の後、「明日から山田ロスになる」と言って寂しがってくださった梅本さん、本当にありがとうございます。身にあまる光栄です。そんな風に言っていただけて本当にうれしかったです。いただいた言葉にふさわしい人になりたいです。

たまたまの出会いですが、こんなよくわからない人間を面白がって使って下さって感謝しています。

これからも本気のバカの強みを活かして生きていきます。

梅本さんの度胸と度量の広さと懐の深さが素敵です。短期間でしたが、楽しくて学びの多いお仕事でした。

わたしも4組の女性達プラスワンの方々のように、人に喜んでいただけるような仕事ができる人になりたいです。

みなさん、本当にありがとうございました。めちゃくちゃ、やる気が出ました!

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