「場所を問わない働き方」ができるフリーランサーが伊豆下田に集まり、地域の企業から課題をヒアリングしてみんなで解決策を考える試みに参加して来ました。働きながら休暇も楽しむワーケーションを初体験。ワーケーション体験の1日目についてまとめました。
LivingAnywhere Commons伊豆下田地域課題解決ワーケーション
【伊豆下田地域課題解決ワーケーション概要】
日時:2019年10月30日(水)~31日(木)+自主的に延泊で11月1日(金)の2泊3日
場所:LivingAnywhere Commons伊豆下田 NanZ VILLAGE
〒415-0021 静岡県下田市一丁目6-18 NanZ VILLAGE 伊豆急下田駅徒歩3分
レジデンススペース
〒415-0015 静岡県下田市武ガ浜3-3 伊豆急下田駅徒歩6分
今回のワーケーション体験イベントは、ランサーズの新しい働き方LABOが企画したイベントです。事前に選考があり、選ばれた方々が各地から集まって行われました。
LivingAnywhere Commonsとは
LivingAnywhere Commonsとは株式会社LIFULLが新しく始めた「自分らしくを、もっと自由に」をテーマに、ライフラインの制限を超えた新しい働き方や自由な生き方の実現を目指すプロジェクトです。
各拠点には、快適なwi-fiや電源などを完備したワークスペースと、キッチン、シャワー、宿泊ルームなど長期滞在を可能にしたレジデンススペースが用意されています。
月額25000円の会費を払うと、全国にある全ての拠点を定額でいつでも自分のタイミングで、自分のスタイルに合わせて自由に活用できます。ビジターの方は一泊6000円でお試し利用が可能です。
2019年11月現在のところ伊豆下田と合図磐梯山の2ヶ所とまだ拠点は少ないですが、今後、全国各地に展開する予定のサービスです。好きなところで働きながら、休暇も過ごせるなんて素敵ですよね。
ワーケーションの様子がわかる記事はこちらです。参加メンバーが記事を寄稿しています。
ワーケーション体験ルポ
DAY 1
【11:00】 NanZ VILLAGE内「ナンズキッチン」集合
ワークショップの会場、NanZ VILLAGEは、キャンプ場のような街のシンボル的なスペースです。伊豆急下田駅からなんと徒歩3分。小さな別世界がそこにありました。
シンボル的な存在のスターシェードが印象的な広場を囲んで、お店やコワーキングスペースが並んでいます。
否が応でも何か楽しいことがはじまるワクワク感が高まります。
【11:30】 オリエンテーション・ランチ
参加者同士、自己紹介かねたオリエンをしました。様々な職業の個性的なメンバーが集まっていました。ランチを食べながら、さらに詳しい自己紹介でだんだんとメンバーの様子がわかってきます。
お昼ご飯に提供されたお弁当は、今回のワークショップでも地元企業の悩みをお話しに来てくださる株式会社クックランドさんのお弁当でした。
【13:00】 地元の方々と地域の課題解決アイディアソン
下田の地域企業や市役所の方が集合し、地域の課題を解決するアイディアソンを行いました。
駅前のシンボル的なお土産やさんのフロントの社長さん、お昼のお弁当を作って下さった株式会社クックランドさん下田市役所の方、下田市観光大使の方がそれぞれ悩みをお話下さいました。
いま聞いたばかりの問題解決策をデザイン思考を取り入れた手法で洗い出します。
デザイン思考を取り入れたアイデア出しは、短時間でも内容の濃い意見を集約できる画期的な方法だと感じました。
人の意見を否定しない。
とにかくたくさんのアイデアを出す。
まず、やってみる。
などシンプルだけれども、心に残るキーワードがありました。
【14:00】 実際に下田の街に出てフィールドワーク
伊豆下田市の商店街や空き家を視察しました。下田の観光大使の岡崎さんと一緒に街を歩き、下田の空き家についてのお話を伺いました。
伊豆下田に限ったことではない、空き家問題。先進的な解決策が必要だと感じました。
フジテレビの取材の方も街を一緒に街を回りました。




お疲れ様で解散した後、レジデンスに戻って飲みたい人が集まって色々語り合いました。学生時代の合宿といった感じですね。私は、メンバーの中でもおそらく最高齢だったと思いますがちゃっかり混ぜてもらいました。
今日のワーケーションについてのお話だけでなく、みんなどうしてこのような働き方をしているのか個人の歴史を垣間見ました。
酔わないと話せないようなディープな話から、笑いが止まらない面白い話で盛り上がりました。
仕事の話など普段は一人で活動するのが基本のフリーランスの人間が、お互いの技を持ち寄りゆるく繋がって仕事するのは、会社員を選択肢ない働き方の1つとも言えます。
明日もワークショップがあるにも関わらず深夜2時過ぎまで、宴は続きました。
ワーケーションの2日目についてはこちらの記事にまとめました