遊ぶように真剣に仕事するログ

【映画で旅するオーストラリア】『奇跡の2000マイル』で砂漠を冒険【イラストルポ】

【映画で旅するオーストラリア】『奇跡の2000マイル』で砂漠を冒険【イラストルポ】

『奇跡の2000マイル』は、オーストラリアの砂漠をラクダで旅するワイルドな女性の冒険映画。2000マイルは、3218.688㎞、フルマラソンのおよそ100倍の距離を歩いて旅するロードムービーです。

『奇跡の2000マイル』砂とラクダと私

あいすまみ|奇跡の2000マイルイラストルポ

『奇跡の2000マイル』はこんな人にオススメの映画です

  • ワイルドな冒険旅行に憧れる方
  • ストイックなものに惹かれがちな方
  • 何かをやり遂げる勇気が欲しい方

『奇跡の2000マイル』は、一言で言うとひたすら砂漠を歩く映画です。映像からも伝わる乾燥した空気。

観光気分でこの映画を観るとおそらく期待を裏切られます。

しかし、命がけの冒険旅行を映像で追体験することが出来ます。ストイックなものに感動するタイプの人には見て欲しい実話をもとにした映画です。

過剰な演出はありません。冒険活劇としての派手なシーンはないので、エンターテイメント性を求めて観ると、ちょっとがっかりするかも知れません。

淡々としている感じのロードムービー。主人公の内面の変化や成長にフォーカスされた映画です。お遍路さん的な精神性を高める旅に興味がある人には、ガツンと響くと思います。

旅のはじまりはアリススプリングス

オーストラリアの内陸部に位置するアリススプリングスは、オーストラリア大陸のちょうど真ん中にある街です。主人公のロビンは、この街から旅をスタートさせ、インド洋を目指します。その距離何と2000マイル!期間にしておよそ7ヶ月にも渡る壮大な旅。

映画に登場する私たちがよく知るオーストラリアの風景は、エアーズロックくらいです。あとは、ひたすら砂漠の映像が続きます。

『奇跡の2000マイル』の見どころ

体当たりの演技に感動

主演のロビンを演じるミア・ワシコウスカさんは、ティム・バートン監督の『アリス・イン・ワンダーランド』のアリス役で有名。『アリス・イン・ワンダーランド』は、正直ジョニーデップの印象が強すぎて、アリスの俳優さんと言われてもピントこなかったのですが、この『奇跡の2000マイル』の骨太な演技を見て、ミア・ワシコウスカさん俄然ファンになってしまいました。なんでも、モデルになった実在のロビンにそっくりなために起用されたのだとか。

ロビンはとにかく強い女性。そして、まあ変わり者と言われるタイプ。バックグラウンドは深く描かれていませんが、逆にそこがいいのかも。2000マイル歩き切るそれだけで、十分キャラクターを描いていると思いました。

ノーメイクで、全編ほぼホコリまみれの作品です。撮影現場も旅同様、相当に過酷に違いありません。ミア・ワシコウスカさんの俳優魂も感じます。

また、旅に同行するカメラマンリック役のアダム・ドライバーは、そうあの『スター・ウォーズ』のカイロ・レン役の俳優。本作では、そこまで存在感のある役でないだけに、リックが出てくる度にカイロ・レンって思ってしまうのが、たまに傷。

最初はちょっと空気読めない感じの人なのかなあと思うリックですが、意外と包容力ある役どころ。なんだかんだで、ロビンの旅を支え続けるところは、現代的な男性って感じです。

恋愛要素はない映画ですが、サイドストーリー的に楽しめるポイントです。

知らずにラクダについて詳しくなる

なんじゃそりゃって感じですが、これほど映画前編にラクダが映っている映画も珍しいので、自然とラクダ知識が増えること請け合いです。

  • ラクダの鳴き声は結構なケモノ感がある
  • 野生のラクダは凶暴なので注意
  • オーストラリアには野生のラクダが世界で一番いる

そもそも、この映画を見るまでは、オーストラリアにラクダがいるとは思ってもみませんでした。ラクダって中東の砂漠にいるというイメージありませんか?

その昔、オーストラリアへの入植者が荷物を運ばせたりするために連れてきて、やがて野生化したものなんだとか。だから、オーストラリアには野生のラクダが多いんだそうです。オーストラリアってカンガルーやコアラだけじゃないんですね。

この映画を観るとおまけとして、無駄にラクダに詳しくなれます。

『奇跡の2000マイル』を観て思うこと

てくてく歩く ただそれだけの旅の意味

ロビンは、なぜこの旅をしようと思ったのか。映画を見はじめてすぐに感じた謎でした。それから、ゴールには一体何があるんだろう。

2000マイルも命がけでひたすら歩く旅。普通なら、なかなか行こうと思わない旅ですよね。少なくともレジャーが目的なら選ばない旅。

ワイルドな旅に憧れる気持ちもあるけれども、命がけで行くかと問われると、迷うのが普通じゃなかな。

水さえあればいい。そのくらいストイックな旅は、普通なかなか真似は出来ないですよね。

ゴールにたどり着いたロビンの笑顔が、旅の意味を物語っているのかも。孤独にひたすら立ち向かう旅から得られるものは、とてつもなく大きいのかも知れないです。

『奇跡の2000マイル』

のんびり

Haapy度

ためになる

ワクワク感

スリル感

 

『奇跡の2000マイル』2013年公開 オーストラリア

 

イラストルポを作成してみませんか?

このイラストはProcreateというiPadのアプリを使ってデジタルで作画しています。手描き感のあるイラストや書き文字と相性がいいアプリです。

取材→記事作成→イラスト作成まで丸ごとご依頼いただけます。

イラストルポ作成のお問い合わせはこちらから、お気軽に

映画レビューカテゴリの最新記事

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。